【クリエイターVol.8】パティスリーしふくのせかい

Creator

パティスリーしふくのせかい 熊谷 茂樹(shigeki kumagai)

須賀川市出身。
小さな頃から食べるもので「ものづくり」がしたいと夢を持ち続け、大学では食品関係の学部を専攻。卒業後は県内の菓子製造会社で企画開発に10数年携わった。自分の考えたお菓子を地元から全国に発信したいと、2020年8月より「パティスリーしふくのせかい」としてECサイトでのネット販売をスタート。

普段はどんなお菓子を作っていますか?

焼き菓子をメインにパウンドケーキと、体に良いおからや全粒粉を使ったクッキーを作っています。

おかしばこを使うようになったきっかけは?

自分で起業して「ものづくり」をしたいと思っていた時に、須賀川商工会議所の方に紹介していただいたのがきっかけです。初期投資を抑えてお菓子の製造ができるので使い始めました。

おかしばこを実際に使ってみた印象は?

起業は初期投資がかかりますが、おかしばこなら使用料のみで使えるので、やはり金銭的な負担が抑えられるのがメリットです。調理道具にはこだわりがあるので、設置されているものは使わず持ち込んでいます。

お菓子作りに対する食材の選び方やこだわりは?

北海道産小麦粉のみを使用しています。砂糖はミネラル分が豊富なきび砂糖をメインに、ショートニングやマーガリン、アルミニウムは不使用です。美味しいことを前提に、その中でなるべく体に良いものを使用しています。

どんなお菓子が得意ですか?

パウンドケーキが得意です。現在のバリエーションは5種類ですが、これから須賀川の果物を取り入れたケーキを作っていく予定です。今秋はアップルシナモンケーキが一押しです。

主に商品はどこで販売していますか?

現在は須賀川市上北町にオープンしたばかりの「木こり小屋カフェAriga」さんとメルカリでのネット売りが中心です。どちらもパウンドケーキやクッキーを販売しています。ラインナップだけでなく、今後は販路も拡大していく予定です。

カフェに提供するお菓子を作る時のこだわりはありますか?

(木こり小屋カフェ)Arigaさんのコーヒーは苦味や酸味を抑えて、飲みやすいのが特徴なので、お菓子も香りや味が際立たないように優しい風味に仕上げています。あくまでコーヒーが主体でお菓子はサブで、という考えは常に頭の中にありますね。コーヒーの味を純粋に楽しんでもらえるように工夫しています。

おかしばこにひとこと

自分で何かを始めてみたいと思っている方には、ぜひ気軽に使って欲しいと思います。すぐ始められる環境が整っているので挑戦しやすいです。おかしばこは「まずは第一歩」ができる場所です。

「パティスリーしふくのせかい」
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情報メディア「すかがわのおと」
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